課題
クライアント
野田北部幼稚園
千葉県野田市、緑が豊かな土地で毎日、子どもたちが泥んこになって駆け回っている野田北部幼稚園。保育を学ぶ学生さんに園の魅力を伝え、 興味を持ってもらい、採用を増やしたいというご相談を頂きました。
はじめに園を詳しく案内して頂きながら、保育方針や大切にしていること、子どもたちがどんな風に毎日を過ごしているのかなどを拝見させて頂きました。 働いている先生にもヒアリングさせて頂き、仕事におけるやりがいや苦労、職場として魅力に感じていることなどをお伺いしました。
また、保育を学ぶ学生さんたちがどんな風に就職活動をしているのか、就職先を選ぶ基準は何か、 就職課の先生たちが学生の就職活動をどのようにサポートされているのかなどもレポートをご提供いただきながら、進めていきました。
その上で、私たちが導き出した共感づくりのコンセプトは、
園に通う子どもも大人も、人生がオモシロクなるかは自分次第。でも、園はひとりひとりを大切にしながら、オモシロクなるような居場所を提供しますよ。という想いを込めました。このブランドコンセプトを軸に、就職活動時に学生さんに手に取っていただくための園の紹介Bookを企画、デザインしました。
A4サイズの採用パンフレットが大多数を占める中で、園のロゴのモチーフである積み木をイメージさせる、正方形のパンフレットをご提案。 正方形を採用することで、遊び心や、他のパンフレットとの差別化も実現しています。
野田北部幼稚園のロゴは積み木をモチーフにしており、私たちは子どもたちが積み木を自由に組み合わせて楽しんでいる様子は自分のチカラで、人生をオモシロクするということに重なって見えると考えました。
そのため、ロゴデザインを起点とした表現で世界観をもっと広げていく。
というVI(ビジュアルアイデンティティ)の方向性を設定。ロゴをモチーフにしたイラストを複数デザインし、園が大切にしている価値観や目指したい未来像を伝える文章と組み合わせることで、
ロゴから広がる世界、人生をオモシロクしていく未来を、デザインしました。
お作りさせて頂いた採用パンフレットが、学生さんに向けてだけでなく、今、野田北部幼稚園で働いている先生たちにとっても、園が大切にする価値観や未来像をイメージするブランドの指針となることを、願っています。