デザインで
共感をつくる
共感は「それ、いいね。それ、私も分かる。」
そんな感情のこと。
企業経営においていかに共感をつくり、
お客さまと末長く続く関係を築けるかは、
重要な課題です。
ただ商品やサービスを買ってもらうのではなく、
ブランドの想いに共感した上で、継続的に買って頂く。
そうすることでお客さまとの会話が生まれたり、
買った物を長く大切にして頂けたりする。
そんなブランドを実現するために、
私たちはデザインを活用した共感づくりを提案しています。

デザインを活用した、共感のつくりかた
物やサービスに溢れる今の世界では、性能や機能で差別化し、
お客さまに選んで頂くことは難しい。
だからこそ物やサービスに込めた「想い」を言語化し、
その想いを視覚的に体現した「デザイン」を
お客様との全ての接点において一貫して届け続けることが
差別化につながります。
TOUCH POINTお客さまとの様々な接点
共感が生まれない進め方
共感が生まれる進め方
PROCESS共感をデザインする3ステップ
ブランドの大切な「想い」を言語化し、
その想いを視覚的に体現すること。
そして統一した世界観で想いを届け続けること。
この一連の流れで共感を生み出していきます。
想いの「言語化」
私たちは経営者や幹部の方、職種ごとの社員さんなど幅広い方々へのヒアリングの時間を大切にしています。
会社をはじめた時の想いや、社会にどのように貢献する商品なのか、毎日どんな気持ちで働いているのかなど、多様な質問によって「想い」を言語化する際のヒントを丁寧に探していきます。その上で、シンプルな一文に集約します。
想いの「視覚化」
大切な想いが言語化できたら、どうやってその想いを視覚的に体現するかを考えます。
個々の媒体の制作に入る前に、まずデザインの設計図を作成することが大切です。
使用するカラーやフォント、写真やイラストの雰囲気やルールを設計し、想いを可視化するために届ける世界観を作り上げていきます。
世界観の統一
作成したデザインのルールに沿って、ロゴ、文章、商品、WEB、映像などお客さまとの接点を実際にデザインしていきます。
メッセージやデザインに統一感があることで、しっかりとブランドの世界観が伝わり、共感が少しずつ形づくられていきます。 ターゲットに、自社だと分かる世界観を継続して届けることが大切です。
CASE STUDYデザインによる共感づくりの事例
開業ブランディングデザインプロジェクト
想いの「言語化」
全国のローソン店内にATMを設置し、スマホアプリでも銀行サービスを展開する「ローソン銀行」。開業時のブランディングデザインプロジェクトでは、プロジェクト初期からメンバーとして10名ほどの社員の皆さまにご参加いただき、社長様にも適宜打ち合わせに参加して頂きながら、開業時に大切にしたいことや、今後も大切にしていきたい「想い」を洗い出していきました。
想いの「視覚化」
今までの銀行にはないフレンドリーさを持って、マチに暮らすみんなをつなげていく銀行。そんな想いを、マチをモチーフにしたアイコンで表現するというデザインコンセプトを立てました。コーポレートカラーのローソンブルーで信頼感を感じてもらいつつ、アイコンに丸みを帯びることで、少し柔らかで親しみやすい印象になるように。アイコンを自由に組み合わせて並べていけば、どこまでも続くマチが現れるよう、設計しています。

世界観の統一
お客さまとのさまざまな接点を実際にデザインしていく上で、 まずはベースとなる名刺と現金封筒のデザインに着手し、社員の皆さんからもフィードバックを頂きながら進めていきました。 デザインコンセプトで設計したアイコンの世界観を守りながらカレンダーや年賀状などの新しい接点を丁寧に広げていくことで、ローソン銀行さんへの認知や共感もより強く、継続したものへと変化しています。



