VIを軸にデザインを広く展開した事例
![VI デザイン](https://move-emotions.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/05/pic-art-vi-design000.jpg)
VIとはVisual Identityの略で、私たちMove Emotions株式会社ではデザインで「視覚的なその会社らしさ」を実現することと、定義しています。
企業でCI(コーポレートアイデンティティ)やVI(ビジュアルアイデンティティ)をしっかりと固めることは、広告やWEBサイトでの情報発信の際や、商品、サービスのメッセージやデザインに統一感を生み出します。
統一された雰囲気から届く独自の世界観は他社との差別化や、ターゲットへの自社の第一想起につながります。VI(ビジュアルアイデンティティ)それ自体を策定することと同様に、策定後にVIに沿ったデザインで世界観を作り上げることも、大切です。VIを作っただけでは、他社との差別化や自社の第一想起にはつながらないからです。
VIを軸に
デザインを広く展開した事例
VIを軸に
デザインを広く展開した事例
デザインを広く展開した事例
デザインを広く展開した事例
私たちの「ビジュアルアイデンティティの企業での活用と作り方」の記事で、すでにVI(ビジュアルアイデンティティ)自体については詳しくお伝えをしていますので、今回はVIを策定した上で様々な媒体にデザインを展開し、統一感を保ちながら世界観を作り上げていった、お客さまの事例をご紹介します。
- 新晃工業株式会社
![VI デザイン ロゴ](https://move-emotions.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/05/pic-art-vi-design001.jpg)
業務用空調シェアNo.1のトップメーカーとして、国内外のあらゆる大規模建築の空調機を手掛ける新晃工業。70周年という節目の年にグループ会社との合併と新しいショールームのオープンを控え、会社全体の足並みを揃えるブランディングを実施したいとご依頼頂きました。
まずはコンセプトを言語化する
まずはショールームのVI(ビジュアルアイデンティティ)を考える上での起点となる企業コンセプトをしっかりと言語化するために、役員を含めた主要メンバーの方々にヒアリングを実施しました。ヒアリングした内容をもとに、空調機メーカーとしての本質的な価値を再定義した
![AIR DESIGN COMPANY](https://move-emotions.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/05/pic-art-vi-design002.jpg)
というコンセプトをご提案し、採用されました。新晃工業さんの仕事は本質的には空調機を作ることではなく、人々が快適に過ごせる「空気をデザインすること」だという想いが込められています。
コンセプトから軸となるVIをつくる
企業コンセプトが確定したことで、新しいショールームの名称も「SINKO AIR DESIGN STUDIO」にスムーズに決定し、その上でショールームのロゴがデザインされました。
同時に、ショールームの空間デザインの一環で「空気を可視化する」という発想から「気流をあしらったデザイン」をモチーフとして採用。ショールームの大きなガラス窓に設らえられました。(Sign designed by Hiromura Design Office / Photography by Nacása & Partners Inc.)
![VI デザイン 空間](https://move-emotions.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/03/pic-sinko001.jpg)
デザインで世界観を構築する
企業コンセプトや象徴的なモチーフ、ショールームの名称がデザインアイデアの出発点となリ、ショールームの「SWITCH!」というコンセプトと、そのロゴも生まれていきました。
![SWITCH ショールームロゴデザイン](https://move-emotions.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/05/pic-art-vi-design003.jpg)
![VI デザイン 事例](https://move-emotions.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/05/pic-art-vi-design004.jpg)
またショールームの入館証のデザインにも気流があしらわれ、広く配布するリーフレットや、ショールーム来場者に資料を持ち帰って頂くための手提げ袋などをデザインしながら、VI(ビジュアルアイデンティティ)を軸にした世界観を作り上げています。
![VI デザイン 入館証 事例](https://move-emotions.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/05/pic-art-vi-design005.jpg)
![VI デザイン リーフレット 事例](https://move-emotions.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/05/pic-art-vi-design006.jpg)
![VI デザイン 紙袋 事例](https://move-emotions.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/03/pic-sinko003.jpg)
VIを動画にも展開する
新晃工業さんのショールームには大型のワイドスクリーンを備えたシアタールームが存在するため、上映するための動画の撮影、デザイン、制作にもVI(ビジュアルアイデンティティ)を活用しました。
![VI デザイン 動画事例](https://move-emotions.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/03/pic-sinko004.jpg)
![VI デザイン 映像事例](https://move-emotions.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/03/pic-sinko006.jpg)
今回見てきたように、VI(ビジュアルアイデンティティ)をしっかりと守りつつ、各媒体を展開していくことで、ブレのないデザインが実現され、世界観が形作られていきます。
このようにして視覚情報で世界観を届けていくことで、他社との差別化やターゲットによる自社の第一想起を実現することができるようになります。
私たちMove Emotions株式会社では、VI(ビジュアルアイデンティティ)の策定だけでなく、企業ミッションをはじめとしたCI(コーポレートアイデンティティ)の言語化や、VI策定後の様々な媒体のデザインまで、トータルでご提供しています。
- Move Emotions株式会社 / ブランディング事例動画
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![ブランディング会社の記事|ライター](https://move-emotions.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/03/member-takano-article.jpg)
- Writer
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代表取締役 / 高野 仁
2002年にMove Emotionsを高校時代の親友と共に創業。
現在は企業の「想い」を引き出し言語化した上でデザインする、
共感ブランディングを実践中です。2002年にMove Emotionsを
高校時代の親友と共に創業。
現在は企業の「想い」を引き出し
言語化した上でデザインする、
共感ブランディングを実践中です。
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