周年企業のビジュアルアイデンティティの事例

目次

ビジュアルアイデンティティ 事例

デザインを通して「視覚的なその会社らしさ」を実現し、他社との差別化やターゲットへの自社の第一想起を実現するのに有効なビジュアルアイデンティティ(VI)。

ビジュアルアイデンティティの企業での活用と作り方」の記事で、そもそもビジュアルアイデンティティとは何かや、スタイルブックとしてまとめておくべきことなどをご紹介しました。

ここでは私たちMove Emotions株式会社がこれまでに実際に担当させて頂いたお客さまのビジュアルアイデンティティの事例をご紹介します。「自社でも同じようなイメージで策定したい」「自社ならこう活用すると良さそうだな」といったイメージを少しでも持って頂ければと思っています。

周年の
ビジュアルアイデンティティの事例
周年のビジュアルアイデンティティの事例

  • キンコーズ・ジャパン株式会社

全国に36店舗を構え、コピーやポスター印刷などを中心としたオンデマンドソリューションサービスを提供するキンコーズ・ジャパン株式会社。30周年を迎えるタイミングで、改めて社員全員が同じ方向を向いて進んでいけるようにと、ブランディングのご相談を頂きました。

はじめに社員の皆さんにワークショップに参加して頂き、自社の強みや今後取り組みたいことを出し合いながら

「PARTNERS /「刷る」から「叶える」へ」

というブランドスローガンを策定しました。印刷することに加え、お客さまの要望を叶えるビジネス上のパートナーになるという強い意志を込めています。

周年のビジュアルアイデンティティ(VI)を作っていく上で、最初にこのブランドスローガンを視覚的に体現するロゴデザインを行いました。

ビジュアルアイデンティティ 成功事例

スタイルブックで想いや意図を届ける

ビジュアルアイデンティティ(VI)の策定ではロゴを起点に世界観を広げていくことが多いですが、キンコーズさんの周年プロジェクトでもロゴデザインが起点になっています。通常、私たちではお客さまのビジュアルアイデンティティを最終的におまとめした納品物として「スタイルブック」という冊子を汎用性の高いPDFデータでお作りしています。

一般的にはロゴマニュアルなどもビジュアルアイデンティティをまとめたものとして扱われますが、ロゴのカラーやフォント、ロゴ利用時の最小サイズの決まりなどロゴ関連のルールを記載するだけでは単にルールや指示のみが記された無機質なドキュメントになります。

そのため私たちが大切にしていることはデザイン時の意図や、なぜビジュアルアイデンティティを策定しようと考えたのか等のお客さまの想いを伝えることです。キンコーズさんのスタイルブックではブランドスローガンやロゴデザインに込めた想いや意図を記載するページを、以下のように冒頭に設けています。(ページは一部抜粋です。)

ビジュアルアイデンティティ 事例

ロゴを起点にして世界観を広げる

意図や想いを伝えた上で、ロゴに関するカラー情報や利用時の注意、モノクロ利用の際のロゴなどをまとめていきます。

ビジュアルアイデンティティ 例

スタイルブックのご紹介までですとキンコーズさんからご要望いただいたビジュアルアイデンティティ(VI)を中心とした世界観の広がりが伝わりづらいと思いますので、私たちが制作させて頂いた周年を記念した特設ページや、刷新した会社案内リーフレット、ロゴを活用したインナーブランディングとしての社員の皆さんへの展開も写真でご紹介します。

ビジュアルアイデンティティ 作り方
ビジュアルアイデンティティ 作り方
ビジュアルアイデンティティ 企業
ビジュアルアイデンティティ 企業

このような形で、周年記念ロゴを起点にしてキンコーズさんの企業カラーでもある青をキーカラーとした展開や、バトンのモチーフを軸に「PARTNERS /「刷る」から「叶える」へ」というメッセージをビジュアルアイデンティティを策定した上で、表現しています。

私たちのブランディング事例

私たちはビジュアルアイデンティティ(VI)だけでなく、企業のミッションやブランドコンセプトの言語化、そこから派生したロゴデザイン、ビジュアルアイデンティティの策定、紙媒体、WEB、映像などのデザインを通してお客さまのブランディングをお手伝いしています。

  • Move Emotions株式会社 / ブランディング事例

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代表取締役 / 高野 仁
2002年にMove Emotionsを高校時代の親友と共に創業。
現在は企業の「想い」を引き出し言語化した上でデザインする、
共感ブランディングを実践中です。
2002年にMove Emotionsを
高校時代の親友と共に創業。
現在は企業の「想い」を引き出し
言語化した上でデザインする、
共感ブランディングを実践中です。

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